参入企業が増えつつある太陽光発電の0円設置サービスを、一覧の比較表で分かりやすく比較します。

0円設置サービスの比較表

ハチドリソーラーほっとでんき10ほっとでんき20Looop
未来発電
ソーラーリーシングちゃんとGood!
提供企業ボーダレス・ジャパンTRENDE
東電系
TRENDE
東電系
Looop
中電出資
アンフィニ京セラ関電エナジー
対応地域全国関東 中部
関西 九州
関東中部
関西 九州
関東 中部北海道 沖縄除く全国関東 中部
電気料金(月)
制約無し
9100円8089円9800円9908円
契約期間15年10年20年10年10年10年
オール電化対応他社と組み合わせ可能旧プランも含め対応現行プラン相当のみ対応
パネルメーカー長州産業(日本製)様々様々Looopアンフィニ等京セラ
対象戸建てなど戸建て
集合住宅
戸建て
集合住宅
戸建て
集合住宅
戸建て
集合住宅
戸建て
集合住宅
特徴解約違約金が高め
備考新規受付終了新規受付終了新規受付停止運営元破産

「電気料金」の項目は、導入時にセット契約が必要な電気料金プランを、東京電力エリアで50A・月350kWhの条件で試算したものです(戸建ての平均的な使用イメージです。燃料費調整、再エネ賦課金含まず) 毎月発生する費用の差は主にこの部分なので、よく比較してください。

 なお、東電の標準メニューである「従量電灯B」で試算すると10111円になります。

無料設置ではなく購入するのがおすすめ

無料設置サービスの比較サイトを立ち上げておいて恐縮ですが、2022年から無料設置サービスの新規受付終了や運営会社の破産などが相次いでおり、現状無料設置サービスを推奨できる状況にありません

一括見積もりサイトを利用して割安な業者を探して「購入」することを推奨します。太陽光発電設備は同じメーカー・同じ製品であっても購入する代理店などによって最大1.5倍の価格差が生じていると経産省傘下の太陽光発電競争力強化研究会が2016年に公表しており、価格をよく吟味して検討してください。

各社太陽光発電無料設置サービスの特徴

ハチドリソーラー

社会起業を理念に掲げるボーダレス・ジャパンが提供しています。

初期費用が無料で、月額費用が15年にわたり発生します。その分、利用する電力会社の指定無し、自家消費(自宅で発電した電気を自宅で使う)に制限無し、また売電収入も得られるなど、自由度が格段に高いのが特徴です。契約期間中は月額費用と、電気代削減・売電収入でトントンくらいになるでしょう。

関連記事:ハチドリソーラーのメリット・デメリット

ほっとでんき

ほっとでんきは東京電力グループで出光昭和シェルなども出資するTRENDEが提供しており、事業者の信頼性に関して申し分ありません。

また、導入時に契約が必要な電気料金プランは、主要サービスの中で最安水準です(大手電力の標準メニューより「10%」安くなる料金設定) 無料設置サービスの経済的メリットの差は、主にこの部分で生じるため「ほっとでんき10」がお得です。

2022年6月をもって新規受付終了となりました。

関連記事:ほっとでんきのメリット・デメリット

ジャパンソーラーリーシング

他の太陽光発電無料設置サービスは導入時に専用の電気料金プランを契約する必要がありますが、「オール電化プラン」ではないものが多く、オール電化住宅で導入すると電気代が高くなるケースが多いです。特に大手電力の過去のオール電化プラン(現在新規契約が出来ないもの)と比べると大幅に高くなります。

ソーラーリーシングはオール電化住宅の場合、電気料金プランの変更が必要無く、現在契約している電気料金プランを継続して利用することができます。

アンフィニ社は太陽光発電の原材料やパネルの製造を手掛けている企業です。福島県楢葉町に3haもの巨大なパネル工場を稼働し、原子力災害の被害を受けた同地域の復興に貢献しています。

※アンフィニ社は2022年5月に破産しました

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